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(ことば力!古等波利気) |
言葉にはパワーがある。言葉は美しくなければならない。何故美しい言葉に魅かれるなか?それは、真実がその中に含まれているからである。美しいことばを探して 万葉集の旅にでかけよう!万葉仮名で自分の名前を書いて見ませんか?完全当て字でいいのです。難しく考えず、自由に字の持つ深みを採用しトライするとよいのです。そんなトライが1300年前にありました。古事記、日本書紀、万葉歌、古今和歌集、新古今和歌集は日本語の完成を目指した時代です。漢詩から日本語の表現を試み、独自の読み下をして、1字1音まで完成し、ひらかな(女手)の誕生に繋げました。外来モノの区別でカタカナが生まれ日本語完成です。それは552年百済の聖明王から経典と仏像が送られ、一気に日本語の完成が加速しました。日本語誕生に出掛けましょう。 |
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≪はじめに≫
≪目次≫
1.舒明天皇の『国見の歌』はある宣言であった
2.皇極・斉明天皇謎の行動を万葉歌で追う
3.額田王女、二人の天皇に愛された悲劇
4.天智天皇の波乱万丈の人生
5.中臣鎌足と鏡王女の因果な人生
6.天武天皇の子、大伯皇女と大津皇子の万葉歌
7.持統天皇の独裁と陰謀が始まった
8.文武天皇の夫人、宮子は誰を産んだのか
9.万葉歌で『日本』の名が登場
10.吉野同盟最後の人、志貴皇子
11.藤原京で何が起きたか
12・不安と希望を込め歌った坂戸人足
13.元明天皇草壁皇子を偲ぶ
14.律令体制で平城京へ遷都
15.妻を愛し続けた大伴旅人
16.なぜ文武天皇の子が追放か
17.万葉集編纂者、大伴家持
18.太宰少弐小野老朝臣の歌
19.最後に狙われた長屋王
20.母の願いを叶えた聖武天皇
21.歌の神様、柿本人麻呂
22.自然観察が好きだった、山部赤人
23.仏教思想の影響か、山上憶良
24.妻を偲ぶ大伴池主(いけぬし)
25.万葉仮名についての追記(おわりに)